2027年度(令和9年度)の愛知県公立高校入試から、中学校が高校へ提出する「調査書情報」の内容が一部変更されます。
- 性別
- 行動の記録
- 出欠の記録
これら3つの項目が削除されます。
(この3項目以外は、今までと同じです)
調査書の情報、なぜ変更される?
今回の変更は、「学校での学び方の多様化」が背景にあります。
「性別」の項目の削除
もともと選抜資料として使われていたものではなく、個人情報として慎重に取り扱う必要があることから削除されることになりました。
「行動の記録」の項目の削除
学校に通うのが難しい生徒が、自治体などが設けている学習・相談の場(教育支援センター)で学んだり、自宅でタブレットやパソコンを使って学習したりするケースが増えています。
学び方が多様になったことで、中学校で行動だけをもとに一律に評価することが難しくなってきているため、削除されることになりました。
「出欠の記録」の項目の削除
学校に通うのが難しくても、自宅でのオンライン学習や、教育支援センターのような場所で勉強の機会を確保する生徒さんも増えています。
これまでのような「中学校の出席・欠席」だけでは学習の状況を捉えにくくなっているため、調査書の情報から削除されることになりました。
中学生・保護者の方が知っておきたいポイント
特に大きな変更は、「出欠の記録」が削除されること。
これまで調査書情報には、中学2年生・3年生の欠席日数が記録されていましたが、2027年度入試からはこの項目がなくなります。
不登校や学校以外の場所で勉強している中学生さんにとって、これは知っておきたい変更といえそうです。
単純に欠席日数だけで勉強の状況が判断されにくくなることが予想され、欠席が多いことで高校受験で不利になるのではないかと心配していたご家庭にとっては、大きなニュースですね。
ただ、「学校を何日休んだか」そのものは選抜資料からなくなりますが、「中学校でどんな成績を取ったか」は引き続き大切。
不登校などで学校に通うことが難しい場合、評定がどのようにつくかを中学校に確認・相談しておくと安心です。
詳しくは「愛知県公立高等学校入学者選抜」のページで
愛知県教育委員会の「愛知県公立高等学校入学者選抜」のページでは、2027年度(令和9年度)入試についての情報がまとめられています。
「公立高校の入試の調査書情報が変わります!」というリーフレットも公開されています。
深く知りたい方は、こちらもチェックしてくださいね。

